2023年10月7日将棋学習会
白石市将棋普及指導員の小野です。
2023年10月7日(土曜日)たね企画室で将棋学習会がありました。
10月9日月曜日に仙台で将棋大会があるので25分切れ負け設定で特訓しました。私は大会に参加できませんが。
今日は漫画家&イラストレーターである萌え探しの旅人高橋様がお見えになりました。
そして白石城にて鬼小十郎まつりの開催日でした。
第36期竜王戦のポスター。藤井聡太竜王対伊藤匠七段。
↑実戦詰将棋。手前側後手が横歩取り4五角戦法を仕掛けた将棋の終盤戦。後手の手番で詰みがあります。
毎度詰め将棋問題ありがとうございます!
6九竜 同玉(4八玉は5八銀成で簡単) 7七桂 7九玉 6九金 (5九玉は5八金まで) (6八玉は6九金まで) いずれも5手詰め
横歩取り4五角戦法指していたのは誰ですか?
横歩取り超急戦においては、先手が正確に指せば先手良しの定跡とはなってはいますが、その正確に指して勝ちを治めることは本当に難しいですね。
4五角戦法はだいたい28手目の後手の指し方があって複雑。それもスリルでオモシロイですね。
芳賀さんコメントありがとうございます。正解です!
4五角仕掛けたのは私です。
後手で横歩取りになった場合は勝っても負けても4五角と決めておりますのは、まだ空中戦法の勉強してないからっていうだけの話でして…。
4五角戦法は超急戦のなかでもメジャーで、やはり定跡とか自分なりの対策を用意していないと指せないと思います。
マイナーな部類になりますが、3三桂、4四角、3三角打、相横歩取りなど魅力的な作戦はありますね。
自分は飯島栄治八段の超急戦のすべて、相横歩取りのすべての棋書は大いに参考になりました。まだまだ全然網羅しておりませんが…。
4五角戦法の話に戻りますが、4、5年ほど前に秋田のとある例会に参戦して、自分が4五角を指したところ18手目に2八歩と指したら相手にされず別な手を指され混乱してしまい敢え無く負けました。
棋書ばかりに頼ってると、路線を外されたときの自分の器量を持ち合わせなきゃならないと勉強させられました。
そうですよね。途中でちょっとでも変化されると、うまく対応できるかどうか。
相手が定跡をはずすために変化したのか、それともただ知らなかっただけなのか。
その手をうまく咎められるかどうか。研究時間が欲しいなぁ。
先日9日におこなわれた新米団体戦なんですが、日下さん髙橋さん自分はBクラスでエントリーしまして、8チーム中5位という結果でした。
自分は中堅で戦い2連敗の2連勝と、やはり足を引っ張ってしまい申し訳ありません…。小野さんの分まで結果出せなくて…
25分切れ負けの大会は、とにかく後にどれだけ残せるか。それにも中盤まで均衡保ち有利くらいにしておきたかった。劣勢な将棋ばかりで理想にはほど遠かったです。
将棋大会お疲れ様でした!