将棋映画「聖の青春」
白石市将棋普及指導員の小野です。
今回は将棋映画である「聖の青春」(松山ケンイチ主演)を紹介しようと思います。
生命とひきかえに、すべてを目の前の一手に捧げた
薄命の棋士・村山聖がついに蘇る。
【あらすじ】
プロ棋士・村山聖(さとし)は、幼少期より腎臓の難病「ネフローゼ」を患い、無理のきかない身体と闘いながら、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指していた。やがて師匠・森信雄の後押しもあり上京。その頃、同世代の棋士・羽生善治が前人未到のタイトル七冠を達成する。聖は強烈に羽生を意識し一層将棋に没頭し、快進撃を続ける。そんな中、聖の身体に癌が見つかる。だが「このまま将棋を指し続けると死ぬ」という医者の忠告を聞き入れず、聖は将棋を指し続けると決意する。彼の命の期限は刻一刻と迫ってきていた…。
◆キャスト
村山聖:松山ケンイチ
羽生善治:東出昌大
森信雄(聖の師匠):リリー・フランキー
聖の母・トミ子:竹下景子
聖の父・伸一:北見敏之
弟弟子・江川貢:染谷将太
プロ棋士・橘正一郎:安田顕
プロ棋士・荒崎学:柄本時生
プロ棋士・谷川浩司:野間口徹
ベテラン棋士・井守鶏三:遠藤たつお
ベテラン棋士・田中章道:矢嶋俊作
古書店店員:新木優子
◆スタッフ
原作:大崎善生
監督:森義隆
脚本:向井康介
将棋監修:金井恒太、伊藤真吾、藤倉勇樹
音楽:半野喜弘
主題歌:秦基博「終わりのない空」
撮影:柳島克己
照明:根本伸一
録音:白取貢
サウンドエフェクト:北田雅也
編集:佐藤崇
美術:安宅紀史
装飾:谷田祥紀
VFX:NTTメディアラボ、アネックスデジタル
医療監修:堀江重郎
看護監修:依田茂樹
スタジオ:角川大映スタジオ、東宝スタジオ
ラボ:IMAGICA
企画:菊池剛、滝田和人(株式会社グラスホッパー)
プロデューサー:野副亮子、武田吉孝、永井拓郎
エグゼクティブプロデューサー:井上伸一郎
2016年公開
本編124分
この作品は、将棋初心者というよりは、将棋ガチ勢の人に観てもらうといいのではないかと思いました。
長年将棋を指してきて、ある程度強くなってきて、将棋で勝つことも多くなってきて、
将棋に対して慢心してきた頃に、もう一度将棋に気合を入れ直すのに役立つ映画なような気がしました。
お気に入りセリフ
「将棋は殺し合いじゃろが」
「おまえのどこが命かけてんじゃ!」
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