将棋ウォーズ囲い戦法手筋コレクション

白石市将棋普及指導員の小野です。
将棋ウォーズのマイページから確認できる「囲い」「戦法」「手筋」のコレクションを一覧としてまとめてみました。英語で記載された戦法の英名もあわせて記載しましたので、調べたい人はこちらをご利用ください。初心者の人はまずはこのコレクションの名前を覚えるだけでも一歩前進だと思います。それではLet’s go!!
★お気に入り戦法英名3選★
1.Right-hand 4th file Rook rapid attack(右四間飛車急戦)
2.Silver-37 Super rapid(超速)
3.New Demon killer(新鬼殺し)
囲い Castle
◆カニ囲い レア度★
→Crab Castle
矢倉囲いに組む途中の囲い。あくまで仮組みなので耐久度はそれほど高くない。なお冷凍のカニは自然解凍せず、ビニールなどに入れ冷蔵庫でゆっくり解凍するのが美味しい食べ方。
◆矢倉囲い レア度★
→Yagura Castle
矢倉は将棋の純文学。金銀三枚の形が美しい。なお夏目漱石の死因は胃潰瘍。代表作は「吾輩は猫である」「こゝろ」など。
◆銀矢倉 レア度★★★
→Silver Yagura
矢倉囲いの67金が銀に変わった形。57にと金を作られると大変脆い。なお銀は室温において既知の金属の中で最も電気抵抗が低い。
◆片矢倉 レア度★★
→Half Yagura
矢倉囲いの玉が横に一路ずれた形。古い棋譜では矢倉とはこの形のことが多かった。近年、藤井流急戦矢倉で用いられていることになって再注目されている。
◆総矢倉 レア度★★
→Complete Yagura
矢倉囲いに57銀がくっついた片翼のような形。金銀四枚で囲うので、上部からの攻撃の耐久力は極めて高い。しかし攻撃力の不足が気になる。
◆矢倉穴熊 レア度★★
→Yagura Anaguma
矢倉と穴熊を組み合わせた囲い。駒の連結度が低く、バランスが悪い。しかし戦場から遠ざかる穴熊の強みはやはり強い。
◆菊水矢倉 レア度★★★
→Kikusui Yagura
しゃがみ矢倉とも呼ぶ。飛車先を交換させるので不利な感じがするが、玉が深い位置にあるため終盤での縦からの攻め合いは非常に強い。
◆銀立ち矢倉 レア度★★
→Silver-standing Yagura
矢倉囲いの77銀を76の地点に持っていった囲い。主に対振り飛車に使われる囲い。76の銀の力で位をとり玉頭を制圧する。
◆菱矢倉 レア度★★
→Diamond Yagura
矢倉における理想形。総矢倉の57銀を66の地点に手厚く移動させた囲い。上部の制圧力が極めて強い。心なしか夏目さんも調子が良さそうだ。
◆雁木囲い レア度★
→Snow roof Castle
「雁木は矢倉のデキの悪い兄キ」と揶揄されることもがあるが、右四間飛車と組み合わせるなど多彩な戦術が隠されている。命名は新潟県にある雪よけがついた通路、「雁木造」から。
◆ボナンザ囲い レア度★★★
→Bonanza Castle
ボクガカンガエタサイキョウノカコイ。 コンピュータ将棋Bonanzaが多用した囲い。一見脆そうだが、やっぱり脆い。なお現在のBonanzaはほとんどこの囲いをしない。
◆早囲い レア度★★★
→Rapid Castle
通常の手順で矢倉に組むより一手早く囲える。しかし、玉が二段目を通るため、相手の攻めの当たりが強くなるのが欠点。近年、藤井九段の研究により、注目が集まっている。
◆土居矢倉 レア度★★★
→Doi Yagura
78玉、67金、58金という陣形のバランスを重視した矢倉囲い。 角打ちのスキが少なく手順も早く組めるのがメリット。土居市太郎名誉名人の棋譜からその名がついた。
◆美濃囲い レア度★
→Mino Castle
金銀の美しい連携がアマプロを問わず多くの人を魅了する。
◆高美濃囲い レア度★
→High Mino Castle
美しい美濃囲いがさらなる進化を遂げた形。弱点であった上部や玉のコビンが強化されている。
◆銀冠 レア度★
→Silver Crown
本物は銀冠を愛する。美濃囲い進化の最終形。
◆銀美濃 レア度★
→Silver Mino
美濃囲いの5二金が銀に変わった形。金銀の繋がりはより強化されたが、6二の地点の弱さが気になる。
◆ダイヤモンド美濃 レア度★★★
→Diamond Mino
美濃囲いに4七銀加わった形。4枚の金銀の美しさがダイヤモンドを想起させる。
◆木村美濃 レア度★★★
→Kimura Mino
木村義雄第十四代名人が愛用した形。玉形が薄く、現在ではあまり使われない。
◆片美濃囲い レア度★
→Half Mino Castle
玉の移動も含めわずか3手で完成する。少ない手数で強力な囲い。現代では相居飛車、相振り飛車でも使われる。
◆ちょんまげ美濃 レア度★★★
→Topknot Mino
美濃囲いから2六に歩が伸びた形。この形をちょんまげに見立てた。頭が寒そうである。
◆坊主美濃 レア度★★★★
→Bonze Mino
美濃囲いから2七の歩がない形。ひねり飛車などでみられる。やはり頭が寒そうである。
◆金美濃 レア度★★
→Gold Mino
57の地点をカバーしていることが主張で、角交換時の相性が良い。その反面、進展性に不満が残る。
◆左美濃 レア度★
→Left-hand Mino
大山名人が愛用した形。しかし8八の玉が振り飛車の角筋に直射しており、危険も多い。
◆天守閣美濃 レア度★★
→Castle-tower Mino
プロに愛用され、一時は振り飛車対策決定版といわれるも、藤井システムに駆逐された。
◆四枚美濃 レア度★★★★
→4-piece Mino
天守閣美濃の弱点であった、玉頭やコビンを7七の銀によって補強した形。その美しさは振り飛車の美濃囲いにも匹敵する。
◆端玉銀冠 レア度★★★★
→Edge King Silver Crown
天守閣美濃からさらに固めた囲い。角筋も避け、玉頭も厚く、金銀の連結も良い。
◆串カツ囲い レア度★★★★
→Kushikatsu Castle
藤井システムから逃れようとしてこの囲いが出現することがしばしば。玉と香の順番が入れ替わっただけで、穴熊より相当弱体化している。なお、串カツを食べる時はソースの二度漬けはマナー違反なので注意すること。
◆船囲い レア度★
→Boat Castle
四枚の金銀のなだらかな繋がりが船を連想させる対振飛車基本の構え。急戦に進むもよし、持久戦に進むもよし。
◆居飛車穴熊 レア度★
→Static Rook Anaguma
振り飛車に対して、最強にして最悪の敵。多くの振り飛車党を駆逐してきた。
◆松尾流穴熊 レア度★★★
→Matsuo Style Anaguma
7九の地点の金が銀に変わった穴熊。端攻めなどの上部からの攻めの耐久度が上がっている。
◆銀冠穴熊 レア度★★★
→Silver Crown Anaguma
銀冠と穴熊の2つの良いところを受け継いだ囲い。ビッグ4への進展も見せており、上部、側面どちらの攻めにも非常に強い。
◆ビッグ4 レア度★★★★★
→Big-Four
金銀の最密構造。寄せ合いになれば負けることはない。反面、攻め駒は乏しくなるので、姿焼きにならないように気をつけよう。
◆箱入り娘 レア度★★★
→Girl-in-the-House
舟囲いから1手で組める箱入り娘。横からの攻めに意外な強さを発揮するが、玉の逃げ場所がなく息苦しさも否めない。
◆ミレニアム囲い レア度★★
→Millennium Castle
2000年に誕生した対藤井システムの囲い。玉が角筋に直射しないよう設計されている。
◆elmo囲い レア度★★★
→Elmo Castle
コンピューター将棋ソフト「elmo」の棋譜から舟囲いの常識を覆す囲いが発見された。 振り飛車が普通に捌きあうと、美濃囲いが堅さ負けする恐れのある優秀な囲いだ。
◆振り飛車穴熊 レア度★★
→Swinging Rook Anaguma
最近は主流ではない囲いだったが、広瀬七段のタイトル奪取の原動力になったのは記憶に新しい。
◆右矢倉 レア度★★
→Right-hand Yagura
右矢倉も文学である。相振り飛車で活用される。上部の耐久力が強く石田流対策に用いられる。
◆金無双 レア度★★
→Peerless Golds
相振り飛車の定番の囲いであったが、玉のコビン(通称:うさぎの耳)や端が弱く「紙のような囲い」と言われることも。
◆中住まい レア度★
→Central House
横歩取り定番の囲い。左右に開いた金銀のおかげで玉はどちらに逃走することも可能。
◆中原玉 レア度★
→Nakahara’s King
横歩取り後手番定番の囲い。空中戦では破格の固い囲いを実現。8五飛車戦法との組み合わせが最高の一品。
◆アヒル囲い レア度★★★★
→Duck Legs Castle
中住まいの金が一路下がった形。飛車角の打ち込みがないことが唯一の長所。マヌケな名前に油断せず、押さえ込みに行くことが重要。
◆いちご囲い レア度★★
→Strawberry Castle
相掛かりで見られる囲い。いちごに似ていることから命名されたそうだ。
◆無敵囲い レア度★★★★
→Invincible Castle
初期配置から3手で組める、金銀4枚に加えて飛車も守りに付いた何とも豪華な囲い。これで無敵ならいいんだけれども。
戦法 Tactics
◆3七銀戦法 レア度★
→37-Silver Strategy
矢倉の基本の攻撃系。後手側の対策が進むまで最強戦法と言われた時期も。
◆脇システム レア度★★
→Waki System
相矢倉でのマネ将棋の極地。激しい展開になる場合が多い。一歩間違えれば、即負けの変化もあるので、しっかり研究しないとひどい目にあうかも?
◆矢倉棒銀 レア度★★
→Yagura Climbing Silver
矢倉とは棒銀で倒すもの。将棋の基本は棒銀。当然矢倉でも有効。上手く勝てたら「うひょー!」と叫びたくなりますよね。
◆森下システム レア度★★
→Morishita System
先手ながら相手の様子を見て、カウンターを狙う新基軸の戦法。玉を早く囲ってしまうので雀刺しが苦手。
◆雀刺し レア度★★
→Spearing The Sparrow
端にすべての力を集約して戦う戦法。単純ながら、これだけで勝負が決まることも有る。矢倉は端が急所とはよくいったもの。また、相手に端を防御させ、逆に中央で戦うという方法もある。
◆米長流急戦矢倉 レア度★★
→Yonenaga-style Rapid-engaging Yagura
角と銀と桂馬の力で相手の矢倉囲いを粉砕する狙い。角頭を歩の連打で破壊される手筋が発見され絶滅危惧種に。
◆カニカニ銀 レア度★★★
→Crab Silvers
自由を愛するカニカニ銀。ニョキニョキと二枚のカニが敵陣の様々な場所を自由に攻撃する。
◆中原流急戦矢倉 レア度★★★
→Nakahara-style Rapid-engaging Yagura
中央からの攻撃と押さえ込みを両輪とする戦法。現代では玉が薄く敬遠されがち。
◆阿久津流急戦矢倉 レア度★★
→Akutsu-style Rapid-engaging Yagura
竜王戦で角番に追い込まれた渡辺竜王が渡辺新手を引っさげ、逆転防衛を果たすきっかけになった戦法。
◆矢倉中飛車 レア度★★
→Yagura Central Rook
先手が7七銀を保留して、中央に守備を警戒した指し回しが増えたため、漸減中。
◆右四間飛車 レア度★★
→Right-hand 4th-file Rook
プロ間ではあまり指されないが、決定的な対策があるわけではない。その攻撃力は脅威といえる。
◆原始棒銀 レア度★
→Primitive Climbing Silver
名前に「原始」と付いているが決して油断できない。飛車先を銀と協力して突破することは将棋の基本である。
◆右玉 レア度★★
→Right-hand King
のらりくらりと相手の攻撃をかわす戦法。掴みどころがなく攻撃がうまくヒットしないことも。ただし一度手がつくと極めて脆い。
◆かまいたち戦法 レア度★★★★
→Sickle Weasel Strategy
知る人ぞ知るB級戦法。理想形まで組めば敵なしだが、石田流から飛車の横利きの力で歩を突いて銀を追い返す手法が天敵。
◆パックマン戦法 レア度★★★
→Pacman
挑発的な奇襲戦法。95角という打ってから飛車角交換になるという変化は有名。アマ強豪に使い手がいることからも分かるように、意外と奥深い。
◆新米長玉 レア度★★★
→New Yonenaga’s king
ボンクラーズに故米長永世棋聖が仕掛けた、新しい「米長玉」。コンピュータは未知の局面ではあまり上手に指すことができない。その欠点をついた作戦。
◆稲庭戦法 レア度★★★★
→Inaniwa Strategy
平らな陣形で時間の圧迫を目指す。打開を苦手とする対コンピューター限定作戦。発明者は黒田久泰さんで、1997年のIS将棋vsスーパー将棋戦で初めて出現した。
◆四手角 レア度★★★
→Four-move bishop
手数は掛かり過ぎるが、組めてしまえば矢倉に対する最強の攻撃陣形を築ける。矢倉側はこれを実現させてはいけない。
◆一間飛車 レア度★★★★
→1st-file rook
端歩を突きこし、そこから中段に飛車をかまえ、低い陣形からカウンターを狙う。奇襲戦法の一種だが、プロの公式戦で採用されたことも。九間飛車、もしくは右一間飛車と呼ぶべきではと突っ込みたい。
◆一間飛車穴熊 レア度★★★★
→1st-file rook Anaguma
端歩を突きこし、そこから中段に飛車をかまえ、その下に穴熊にもぐるB級戦法。なぜかこちらも九間飛車とは呼ばれない。
◆都成流 レア度★★★★
→Tonari style
2013年の新人王戦で優勝した都成竜馬奨励会三段(谷川浩司九段の弟子)が開発した飛車先交換を逆用しようという指し方。ニコ生の西遊棋&東竜門コラボイベントで、「最新戦法の解説」で最初に公式戦で用いた糸谷哲郎六段が解説して話題となった。
◆右四間飛車左美濃 レア度★★★
→Right-hand 4th-file rook with left-hand-mino
攻撃力の高い右四間とコンパクトな堅さの左美濃を組み合わせ、速攻を狙う戦法。林アマの学生時代のドル箱戦法だったとか。
◆村田システム レア度★★
→Murata system
角道を突かない形で銀を変幻自在に操る戦法。王座戦ベスト4を掛けた対局で村田六段が用い、藤井竜王名人を土俵際に追い詰めた。開拓が期待される新戦法である。
◆九間飛車 レア度★★★★
→9th-file rook
一見攻めにならなそうな見た目ながら、低い陣形の振り飛車を生かした爆発力満載の戦法だ。「棋士中村太地将棋はじめチャンネル」で指された1局は新戦法誕生を予感させた名局だ。
◆角換わり レア度★
→Bishop Exchange
もっとも激しい将棋の一つ。角を持ち合っているため、通常の将棋より双方の攻撃力が格段に強い。また角の打ち込みに注意。
◆腰掛け銀 レア度★
→Reclining silver
角換わり三羽ガラスの一つ。早繰り銀に強く、棒銀に弱い。谷川永世名人は、この戦法で一時代を築き上げたと言っても過言ではない。
◆角換わり棒銀 レア度★
→Climbing silver
角換わり三羽ガラスの一つ。腰掛け銀に強く、早繰り銀に弱い。将棋の基本は棒銀であり、角換わりでも当然有効。あと何分?
◆早繰り銀 レア度★
→Rapid advancing silver
角換わり三羽ガラスの一つ。棒銀に強く、腰掛け銀に弱い。近年一手損角換わりの登場とともに先手の作戦として頻繁に出現するようになっている。
◆筋違い角 レア度★★★
→Wrong diagonal bishop
筋違いに角を打って一歩をかすめ取る戦法。筋違いの角をいかに活用するかが戦法の鍵。居飛車、振り飛車どちらにも組み合わせ可能。
◆木村定跡 レア度★★★★
→Kimura joseki
詰みまで研究されている戦法。先手のとんでもなく細く鋭い攻めを後手がどう受けるかが大きな課題。
◆一手損角換わり レア度★
→One-turn-loss Bishop exchange
“手損は損だ”という既成概念を打ち破った画期的な戦法。振飛車に転じることもあり、複雑で変化の多い戦いになる。
◆居角左美濃急戦 レア度★★
→Static Bishop Left-hand mino rapid attack
「矢倉は終わりました」そんな時代がくるなんて。左美濃+角を使った攻めは強烈メガトンパンチ。矢倉に対する強烈な攻勢を取れる戦法だ。
◆ツノ銀雁木 レア度★★
→Silver-horned Snow roof
雁木は受け身の戦法、長らくそう思われてきたが現代将棋で流れは一変。変幻自在の駒組みが可能な雁木こそ主流となった。
◆相掛かり レア度★
→Double wing attack
お互い角道を開けずに飛車先を交換する戦法。アマチュアでは敬遠されがち。意外と先手番勝率が高くない。
◆相掛かり棒銀 レア度★★
→Double wing attack Climbing silver
相掛かりにおける棒銀。一見単純に思えるが、棒銀で行くと見せかけて相手の構えを硬直させ、その後伸展性の差で優位に持って行くという高度な作戦。
◆塚田スペシャル レア度★★★★
→Tsukada special
相掛かりで相手のついた歩をかすめ取る戦法。変化手順に王手飛車が多発する。自陣飛車を打つ好手が発見され下火に。
◆中原流相掛かり レア度★★
→Nakahara style Double wing attack
相手の飛車の位置で3七の地点に桂が行くか、銀が行くか変わる戦法。棚瀬将棋が加藤幸男アマを破った将棋などが有名。
◆中原飛車 レア度★★★★
→Nakahara’s Rook
中原永世名人の棋士人生の後半、自由な棋風から生まれた戦法。「名人に定跡なし」は中原誠にこそ相応しい。
◆腰掛け銀 レア度★
→Reclining silver
相掛かりにおける腰掛け銀。相手も腰掛け銀の場合、いつ4五の地点で銀がぶつかるかが勝負処となる。
◆鎖鎌銀 レア度★★
→Sickle-and-chain silver
腰掛け銀の兄弟。5六の地点ではなく3六の地点から4五の地点へ動いていく様を鎖鎌と例えている。
◆8五飛車戦法 レア度★
→Rook-85 Strategy
飛車を引く位置を一つズラしただけで、大いなる展望が開けた。戦法発見から10年。現在でも日々研究がされる横歩取りの最先端。
◆UFO銀 レア度★
→UFO-silver
銀が2七から3六に動いていく形。銀の力で相手陣形を牽制し、局面の主導権を握る。そのままだと歩越しの銀なので、4七に引きつけるなど柔軟に使っていくのがポイント。
◆横歩取り レア度★
→Side pawn piker
先手は横歩を取って良さを求める戦法。しかし後手は手得を代償に様々な技を仕掛けてくる。
◆3三角型空中戦法 レア度★
→Bishop-33 Strategy
横歩取りに息を吹き込んだ戦法。3三の角によって先手の飛車は簡単には2筋に帰れないようになっている。
◆3三桂戦法 レア度★★★
→Knight-33 Strategy
一旦角道を止めて力をため、桂馬を飛ぶ瞬間に全て角道を開き戦う戦法。近年先手が端歩を詰める手法が発見されやや下火に。
◆2三歩戦法 レア度★★★★
→Pawn-23 Strategy
2三に歩を打ってしまい馬作りを目指す。しかし先手に飛金交換されて不利になるという衝撃的な結果に。現代ではほとんど指されていない。
◆4五角戦法 レア度★★★
→Bishop-45 Strategy
横歩取りでもっとも激しい変化の一つ。後手から無数の罠を仕掛けてくるが、先手が正確に受ければ切れ模様とされている。
◆相横歩取り レア度★★
→Double side pawn piker
横歩取りでもっとも激しい変化。最近になっても新手が発見されるなど、まだ鉱脈が残っている可能性もある。
◆勇気流 レア度★★
→Yuuki-style
真似しても勝てないが勇気が指すと勝つ、それが勇気流。近年では優秀さが知れ渡り愛好家も増えた。先手横歩取りの有力戦法。
◆青野流 レア度★★
→Aono-style
横歩取りから両桂でとびかかって攻めまくる。先手番を活かした超攻撃型戦法。プロ間では詰みまで研究されている恐ろしい破壊力を持った戦法である。
◆竹部スペシャル レア度★★★
→Takebe Special
女流棋士竹部さゆりが恩師のアマ強豪、柿沼昭治さんから伝授された横歩取り必殺戦法。 自由な才能あふれる将棋を指して欲しいという恩師の思いが垣間見れる戦法だ。
◆ゴキゲン中飛車 レア度★
→Gokigen central Rook
居飛車穴熊によって絶望に追い込まれた振り飛車党の救世主。居飛車党も様々な対策を打ち出すが、決定版はなく極めて優秀な戦法。
◆ツノ銀中飛車 レア度★★★
→Silver-horned central Rook
2枚の銀をツノに見立てた中飛車。相手の攻めを全面に受け止める思想であるが、現代的な思想とは相容れない。しかしそこにロマンがある。
◆平目 レア度★★
→Flatfish
5九と4九に並んだ金を平目に見立てている。角道を開けて飛車先を突破されるがそこをカウンターで叩くのが狙い。
◆風車 レア度★★★★
→Pinwheel
相手からの攻撃を受け止める、千日手を狙う戦法。勝つには苦労が多いが、勝った時の喜びも一入。
◆英ちゃん流中飛車 レア度★★★★
→Hide-chan-style central Rook
5筋つかないタイプの中飛車。5筋をつかないことで急戦に対して迅速に対応できるようになることが狙い。
◆原始中飛車 レア度★★★
→Primitive central Rook
誰もが一度は必ず指す戦法。無敵囲いと組み合わせる人が多数。しかし継ぎ歩攻めに弱いなどあまりいい戦法ではない。
◆加藤流袖飛車 レア度★★
→Kato style sleeve Rook
対中飛車の急戦。角道を止めた中飛車には穴熊が実戦的に有効なことがわかったため、現代の実戦例は減ったが、昭和の多くの名棋士がこの戦形で熱戦を繰り広げた。
◆5七金戦法 レア度★★★★
→Gold-57 Strategy
対中飛車の戦法。金の力で攻めることと抑えこむことの両方を実現しようと狙っている。「升田の自陣飛車」はあまりにも有名。
◆超急戦 レア度★★
→Super rapid attack
ゴキゲン中飛車にもっとも強く対抗した戦法。4四角と角をタダ捨てするGPS新手があるなど、とにかく派手な手が多い。後手玉が意外なほど懐が深い点など注意が必要である。
◆中飛車左穴熊 レア度★★★★
→Left-Anaguma central Rook
相振り飛車になったとき、中飛車が左側に穴熊を組む作戦。陣形のバランスは悪いが、ハマった時の破壊力は抜群。
◆遠山流 レア度★★★★
→Toyama style
対丸山ワクチンの佐藤新手に対し、それでも5筋の歩交換を行いたいため、早めに金を上がって対抗した形。美濃囲いを捨てたため、進展性が少ないのがデメリット。
◆四間飛車 レア度★
→4th-file Rook
愛されている四間飛車。最古の棋譜もやはり四間飛車が使用されている。近年は居飛車穴熊に押されて苦しい情勢となっているが、復権が待たれる。
◆藤井システム レア度★★
→Fujii system
近代に生まれた革命的戦法をひとつ挙げろと言われれば間違いなく藤井システムであろう。居玉の状態で穴熊を倒しに行く思想。何気ない駒組の一手にまで藤井は意味を持たせた。
◆立石流 レア度★★★
→Tateishi style
「現代振り飛車は角交換を避けない」この理論を初めて実践した戦法は立石流といえるかもしれない。駒が偏る居飛車穴熊に角交換を挑みバランスで戦うという発想は現代にも十分通用する。
◆レグスペ レア度★★★★
→Leghorn special
角交換四間飛車において玉を穴熊に囲うのが特徴。 戦法の正式名称は「白色レグホンスペシャル」略して「レグスペ」である。 戦法考案者である大窪俊毅氏(早大OB、昭和63年度春の関東学生名人)が色白で白色レグホンに似ていることから命名された。
◆耀龍四間飛車 レア度★★
→Youryu 4th-file Rook
棋士・大橋貴洸が体系的な研究を書籍で発表し認知が広がった戦法。四間飛車38玉型から変幻自在の戦いを繰り広げる。 構想力が問われる高度な指し回しが求められる戦法だ。
◆三間飛車 レア度★
→3rd-file Rook
ロマンあふれる三間飛車。一時は強敵居飛車穴熊の猛威の前にプロレベルではあまり指されなくなっていたものの、近年石田流とともに復活。
◆石田流 レア度★★
→Ishida style
7六飛、7七桂、9七角のこの三つの関係が最高のハーモニーを実現。棒金が少し苦手であったが銀の移動を保留するなど対抗策も出てきている。
◆早石田 レア度★★
→Quick ishida
奇襲戦法と見られていた早石田、鈴木流急戦に代表されるようにここ数年で理解できない奇怪な仕掛けが次々と発見されている。まだ見ぬ鉱脈が多く眠る戦法。
◆升田式石田流 レア度★★
→Masuda’s ishida style
第30期名人戦七番勝負第2局、常勝大山から升田が繰り出した戦法は升田式石田流であった。当時奇襲戦法と見られていたこの戦法を用い見事に大山を打ち破ったのであった。
◆鬼殺し レア度★★★★
→Demon killer
鬼を殺すから鬼殺し。一見単純なハメ手に見えるが、石田流や向かい飛車と組み合わせることで持久戦にも対応する。
◆3二飛戦法 レア度★★★★
→Rook-32 Strategy
第35回升田幸三賞受賞。2手目にすら新しい将棋の可能性があった。スキだらけに見えるが意外に耐えている。ここから角交換振り飛車、石田流などに組むのが一例。
◆中田功XP レア度★★★★
→Isao Nakata XP
三間飛車最大の敵は居飛車穴熊であった。居飛車穴熊対策に生まれた戦法が中田功XPである。この戦法は藤井システムの兄弟のような存在であり、玉の囲いを簡略化して角の力で相手の端を潰すのを目的としている。
◆真部流 レア度★★★★
→Manabe style
将棋の陣形でもっとも美しいものは三間飛車+4六銀型の美濃囲いである。居飛車穴熊に堂々中央を制圧する。勝った時の喜びは格別なものであろう。
◆7八飛戦法 レア度★★★
→Rook-78 Strategy
初手からいきなり三間飛車。三間飛車が大好きなんですね。「猫だまし戦法」と呼ばれることも。あまり見ないからといって油断していると、あの有名奇襲戦法が飛んでくるかも。。。
◆4→3戦法 レア度★★★
→4th-3rd-file Rook Strategy
本来先手番の早石田を後手番で使う戦法。いきなり三間に振ると角を打たれてしまうため、四間に途中下車してから三間に振るので4→3戦法。手損だが、それを逆手に取った手段もあるのが将棋のおもしろい所。
◆楠本式石田流 レア度★★★★
→Kusumoto’s ishida style
アマ強豪楠本氏が得意とした三間飛車。美濃囲いの小ビンに角を据え、居飛車の小ビンを狙う。変形美濃囲いは不思議な硬さを誇る。
◆新石田流 レア度★★★
→New Quick ishida
近年の石田流ブームの始まりとなった革命的新手。手詰まりになりがちな早石田の弱点を克服するため、序盤から積極的に歩を交換しに行く。
◆新鬼殺し レア度★★★★
→New Demon killer
古典的奇襲戦法「鬼殺し」に故米長永世棋聖流のアレンジを加えた戦法。決まったときは「鬼殺し」の名にふさわしい破壊力を誇る。
◆菅井流三間飛車 レア度★★★★
→Sugai-style 3rd-file Rook
誰も考えない、考えても指せない振り飛車の鉱脈を掘り続ける菅井流。王位獲得の原動力になった秀逸な新アイディアの振り飛車だ。
◆トマホーク レア度★★★★
→Tomahawk
三間飛車から居飛車穴熊目掛けて端桂から飛びかかる。飛車角桂香が居飛車穴熊目掛けて集中砲火の火の粉を上げる。
◆ダイレクト向かい飛車 レア度★★★
→Direct opposing Rook
現代の升田幸三、佐藤康光に命を吹き込まれた戦法。6五角と打たれても問題ではないとの見解に多くのプロアマが驚いた。
◆向飛車 レア度★★
→Opposing Rook
向飛車は絶えず相手の飛車先逆襲を狙っており、居飛車側は安易には居飛車穴熊などには囲えない。居飛車党の裏芸にも適している。
◆メリケン向かい飛車 レア度★★★★
→American opposing Rook
疾風17手開戦、円月殺法がある。ちなみに命名の理由は「横山公望氏(発明者)→横浜(横山氏の故郷)→港町→メリケン波止場→メリケン向かい飛車」という謎の推論による。
◆阪田流向飛車 レア度★★★★
→Sakata’s opposing Rook
3三に金が上がった悪形を向かい飛車に振り直すことで飛車先の逆襲に転ずる。歌謡曲「王将」で知られる「阪田三吉」が指したと伝えられる戦法。
◆角頭歩戦法 レア度★★★
→Bishop-pawn strategy
故米長永世棋聖考案の奇襲戦法。対振り飛車党の作戦としても、角交換振り飛車としても、なかなか優秀である。
◆鬼殺し向かい飛車 レア度★★★★
→Demon killer opposing Rook
名著「島ノート」の巻頭をかざる戦法。隙ありの陣形に見えるが、それは誘いの罠。馬が出来ると思って、うっかり角を打ってしまうと、思わぬ逆襲を受ける。
◆天彦流向かい飛車 レア度★★★
→Amahiko opposing Rook
振り飛車党に転向した佐藤天彦九段が生み出した新戦法。持久戦の力将棋になりやすく、お互いの腕力が問われる戦法だ。
◆菜々河流向かい飛車 レア度★★★
→Nanakawa opposing Rook
将棋系VTuberの菜々河れい氏が開発した戦法を、黒田尭之五段が公式戦で採用し認知が広がった。阪田流向かい飛車の形をさらに積極的にした新戦法だ。
◆陽動振り飛車 レア度★★★
→Feint swinging Rook
居飛車で行くと見せかけて、陣形を振り飛車に適さない形にさせた後に飛車を振る高等戦術。しかし陽動振り飛車側の陣形もかなりに制約を受けるので、簡単には成功しない。
◆玉頭銀 レア度★★
→King’s head silver
振り飛車の左銀がニョキニョキと敵玉頭に向かって進出していく戦法。歩などを掠め取りながら、敵の玉にプレッシャーをかける狙い。ただ単騎で突っ込むので敵に召し捕られてしまう場合も。
◆つくつくぼうし戦法 レア度★★★★
→Type of cicada Strategy
陽動振り飛車とひねり飛車を足したような戦法。相手の角頭を攻めると思いきや、飛車を大きく振り石田流で戦う。剣道の大上段のような戦法。
◆ひねり飛車 レア度★★★
→Twisting Rook
相掛かりから一転、飛車を左翼に転換して、石田流にして戦う。一時は必勝戦法と言われたものの、後手が玉を固く囲ってカウンターを狙う手法が発見されてから下火に。
◆相振り飛車 レア度★
→Double swinging Rook
先後の飛車を振る筋の組み合わせの多さから、定跡が整備されにくく、力戦派に好まれる傾向がある。お互い飛車を振るため縦の戦いになりやすく、居飛車党にも指しやすい戦法である。
◆角交換振り飛車 レア度★★
→Bishop exchange swinging Rook
有名な格言も今は昔、現代は”振り飛車”から”角交換”の時代になった。藤井九段の見つけた、地球の裏側の新たな鉱脈。
◆きmきm金 レア度★★★★
→Kim Kim Gold
ニコニコ発、対石田流の決定版?金は横に動けるんです。 守りの金を中段に繰り出すことで、相手の陣形を撹乱する。終盤は、王の薄さには気をつけること。
◆嬉野流 レア度★★
→Ureshino-style
嬉野アマ考案の戦法を奨励会三段の天野貴元氏が書籍化し認知が広がった戦法。初手68銀から変幻自在の指し回しで腕力が問われる。近年井上慶太九段が愛用しプロでも見られる将棋だ。
◆羽生式袖飛車 レア度★★★★
→Habu-style Sleeve Rook
4手目72飛。たった4手で歴史に初めて現れた局面を作り上げたのは羽生永世七冠。相手の角道を突かせない新構想、まだまだ将棋にはアイデアが眠っている。
◆振り飛車ミレニアム レア度★★★
→Swinging Rook Millennium
対振飛車の囲いだったミレニアムを振り飛車に取り入れた斬新な戦法。深い玉形と右桂を活用して攻めかかる攻撃的な戦法だ。
◆ポンポン桂 レア度★★★★
→Knight hops
角交換をして飛車先を交換するために桂馬を捨てる恐ろしい戦法。「振り飛車には角交換」という言葉の意味がよく理解出来る。
◆5筋位取り レア度★★★
→5th file vanguard pawn
5五の位は天王山。5五の地点を制圧することで盤面全体を制圧することができる。
◆玉頭位取り レア度★★★
→King’s head vanguard pawn
玉頭に位を取ることで、敵玉頭を圧迫する作戦。一時は対振り飛車の主流戦法となったが、振り飛車穴熊など低い構えで戦う戦法が出てきたため主流からは外れる。
◆地下鉄飛車 レア度★★★★
→Subway Rook
振り飛車穴熊対策。最下段(地下)にトンネルを掘り、飛車を大きく転換して、敵穴熊の端を突破する作戦。非常に単純な狙いながらハマった時の爽快感は格別。
◆飯島流引き角戦法 レア度★★★
→Iijima’s back bishop Strategy
対振り飛車の戦法に引き角を使う鳥刺しと呼ばれる戦法が存在した。しかし玉が固くないという欠点があった。飯島流引き角戦法は左美濃と引き角を組み合わせる極めて現代的な戦法である。
◆丸山ワクチン レア度★★
→Maruyama vaccine
興隆するゴキゲン中飛車に対抗する手法として生まれた。ちなみにオリジナルの丸山ワクチンは皮膚結核の治療薬として使われている。
◆4六銀左急戦 レア度★★
→Left-hand Silver-46 rapid attack
四間飛車急戦の主力のうちの一つ。玉の薄さが気になるものの決まった時の爽快感は格別。研究が生きる将棋になりやすい。
◆4五歩早仕掛け レア度★★
→Pawn-45 rapid engagement
四間飛車急戦の主力のうちの一つ。もともと有力な手法であったが郷田新手が発見されより強力な存在に。居飛車振り飛車双方にやや特異な感覚が必要となる戦法。
◆さぎノ宮定跡 レア度★★
→Saginomiya joseki
青野、米長両名が東京都中野区鷺宮に住んでいたことに由来する。振り飛車側の形によって様々な攻撃を行う必要があり、正確に指すことが出来れば有段者。
◆棒銀 レア度★★
→Climbing silver
将棋の攻めの基本は棒銀である。その基本は当然、振り飛車でも有効である。棒銀が取り残されないように、ゆっくりと相手の陣形を圧迫するように指すのがコツである。
◆4六銀右急戦 レア度★★★
→Right-hand Silver-46 rapid attack
4六銀左急戦よりもやや守りを重視した構え。単独で用いられることは少ないが、対藤井システムに重要な意味を持つ。
◆左美濃急戦 レア度★★★
→Left-hand mino rapid attack
左美濃と急戦を組み合わせた手法、攻撃力は申し分ないが玉頭のカウンター攻撃に耐える必要がある。
◆右四間飛車急戦 レア度★★★
→Right-hand 4th file Rook rapid attack
最古の棋譜は右四間飛車vs.四間飛車であった。右四間飛車の戦いのコツは最後の決め手に端攻めを行うこと。
◆鳥刺し レア度★★★
→Spearing the bird
振り飛車対策。角筋を通さずに引き角にして戦う。振り飛車側はいつもの敵玉と勝手が違うので注意が必要である。
◆棒金 レア度★★★
→Climbing Gold
石田流対策。金の力で敵の浮き飛車を抑えこむ狙い。最近は石田流側にも対策が出てきて簡単にきまるとは限らない。
◆超速 レア度★★
→Silver-37 Super rapid
ゴキゲン中飛車対策。あまりに早い銀上がりに「超速」の名が付いている。現在ゴキゲン中飛車対策最有力の戦法となっている。指しこなすにはやや独特の感覚が必要。
◆対振り持久戦 レア度★
→swinging rook slow game countermeasure
美濃囲いの暴力に散々痛い目を見た居飛車党が開けたパンドラの箱。王様の固さが同じならば、仕掛けの権利の分だけ有利になる。藤井システムさえ克服しつつある穴熊など、今や対振りの主流である。
◆高田流左玉 レア度★★★★
→Takada style left-hand King
普通の相振り飛車の出だしから、圧倒的な陣形勝ちを狙う作戦。気づいた時には既に手遅れ、ということもしばしば。
◆7二飛亜急戦 レア度★★★
→Rook-72 rapid attack
袖飛車を見せて仕掛けを誘う。相手の陣形突破が表の狙いならば、裏の狙いは角交換からの陣形勝ち。意外に知らない人も多いので、極めればドル箱戦法になるかも?
◆袖飛車 レア度★★★
→Sleeve Rook
通常位置から一間ずらして、角道を開けた歩を狙う序盤の変化球。違和感はあるが、咎めるのは難しい。意外に棋理にあっているのかも?
◆一直線穴熊
→One straight way Anaguma
ゴキゲン中飛車相手でも穴熊にしたい!そんなあなたのための戦法です。ポイントは8八銀のハッチをしめないこと。角の逃げ道を確保できて、カウンターを狙えます。
手筋 Technique
◆たたきの歩 レア度★
→Pawn strike
上級者を目指すならまず身に付ける必要がある手筋。連打で飛車の利きを止めたり、金銀の連携を崩したりと効用は様々。
◆垂れ歩 レア度★★
→Dangling pawn
次に成る手を見せる。歩の基本手筋。これも上級者なら必須の手筋。
◆底歩 レア度★★★
→Bottom pawn
金底の歩岩より固し。主に飛車の横利きを防ぐために打たれる。歩が立たなくなるため、香車による攻撃に弱いことには注意。
◆田楽刺し レア度★★★★
→Skewer
香車の機能を遺憾なく発揮した手筋。角を逃げてもその先にある駒は助からない。
◆両取りの桂 レア度★★
→Fork by knight
別名「ふんどしの桂馬」英語ではフォークと言う。
◆桂頭の銀 レア度★★
→Knight head silver
銀が桂馬の動きを完璧に防ぐ形になる。タイミングを見て桂馬を取ってしまい攻めに使うことも出来る。頻出するので覚えておきたい手筋。
◆割り打ちの銀 レア度★★★
→Silver chop drop
金や飛車の弱点である斜め後ろを攻める銀。ついやりたくなる嬉しい手筋ではあるが、相手の攻め駒に銀が加わることになるので注意も必要。
◆腹銀 レア度★★
→Silver-on-the-belly
王手をしない不思議な銀。しかしこの銀が玉の動きを縛る。
◆遠見の角 レア度★★★★
→Far-seeing bishop
文字通り遠く敵陣を睨むように自陣に据える角。角の打ち損になるか、角筋止めにくしになるか、勝負の分かれ目。
◆玉の早逃げ レア度★★★★
→King early escape
「玉の早逃げ八手の得」 という格言もある。さっと玉を逃がすことで途端に寄せにくくなることがある。玉の敗走とは異なる。
