将棋普及指導員に合格
白石市将棋普及指導員の小野です。
2023年4月2日(日)に将棋普及指導員の資格試験を受験しました。宮城県仙台市の駅前のぞみビル5階が受験会場で、筆記試験と面接試験がありました。面接官は島朗九段、鈴木桂一郎指導棋士三段でした。筆記試験の問題は将棋の歴史、将棋の格言、将棋のタイトル戦、永世称号保持棋士、詰将棋、次の一手、作文などがありました。詰将棋は3手詰が2問、5手詰が2問でしたが、一見気が付きにくい、難易度の高い3手5手の詰将棋でした。将棋の歴史や格言の問題などは択一式だったと思いますが、タイトル戦、永世称号棋士の名前などを漢字フルネームで記述式の問題もありました。全体を通して試験問題の難易度は私にとっては決して簡単ではなかったですが、一応すべての問題に解答はできたので、普及指導員の受験資格である将棋三段以上の棋力のある方が受験対策すれば、よほどでない限り合格できるのではないかという印象でした。私自身が将棋を始めてからアマチュア四段の免状を取得するまで15年くらいかかっていますので、その間に得た将棋に関する興味・知識があれば、まぁ大丈夫ではないでしょうか。日本将棋連盟ホームページに書いてあることは一通り読んで覚えておくといいかと思いました。
合格通知は1週間後に届きました。所定の手続きをすると、晴れて将棋普及指導員の仲間入りです。
2023年5月2日に日本将棋連盟から佐川急便で届きました。けっこう大きな箱です。
ビニール将棋盤とプラスチック駒と駒台です。
将棋入門ドリルや将棋の歴史DVD、将棋指導員証書(賞状)、将棋指導員資格証(カード)、将棋普及指導員活動の手引きなどの書類が入っていました。
賞状には指導員として棋力、知識、品位を備えとありますので、その名に恥じぬよう普及活動を通して将棋仲間が増えればいいなと思っています。
どうぞよろしくお願いします。